「こどもの日」は端午の節句という東洋の伝統行事で「母の日」は日本には戦後西洋からやってきた、お母さんに感謝する日です。子どもが可愛がられている家では毎日が「こどもの日」みたいなものですから、どちらかというと「母の日」を五月の特別行事として子ども達にお母さんに感謝する日として意識させるようにし、又、ご自分達の母親に、あらためて感謝の気持ちをあらわす日であればと五月が来て、こいのぼりをみるたびに私は思うのです。
母親(父親)が幸せでないと子どもは幸せに育ちません。私達母親は職業をもつことによって家庭が幸せになる道を歩いているのです。「母の手」で子育てが常識とされている世界で職業をもって、保育園にあずけているからと負い目をもつことはないのですよ。
新学期がスタートして早1ヶ月、特に新入園児のご家庭では、基本的生活習慣(起きる→朝ごはん→登園→園での生活→降園→家での夕ご飯→入浴→就寝)も、まだ、できあがらないまま連休に突入、といったご家庭も多いのでは?と心配しています。連休明けには、又、ふり出しにもどり、登園をいやがり「ママがいい、ママがいい」と泣かれるお子様が増えることを知っておいて下さい。
生活習慣は、四歳代で完成に近づくといわれています。三歳から四歳になると家で、すごす幼児にとってはお昼寝は必要なくなります。「つぼみ」では全員、「キンダーガーテン」では三歳児さんまでは、お昼寝をします。「お昼寝するから夜遅くまで起きてて寝ないで困る」と悩んでいられる方もいらっしゃいますが、この時期のお子様では、お昼寝なしだったら、帰る途中、車の中で寝たり、夕飯を待てなくて騒いで七時くらいまでに寝てしまったりになりかねません。
三、四歳児では十一時間くらいの睡眠時間が普通です。では、何時に寝かせたらいいかということになりますが小学校に行くことになったら朝六時じは起きることになるとして、逆算して七時、就寝ということになりますね。両親共に働くご家庭にとっては「ええっそれはムリムリ」ということになりますね。一時間ずらしても、八時就寝です。お迎えを六時としも帰宅、夕飯、お風呂、就寝まで一時間三〇分です。
チャイルドアカデミー
代表 森 裕子
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