人間には左脳と右脳の二つの脳があります。
脳は、この二つが連動して働く時、最高の働きを示します。
ところが通常、人は左脳ばかりを使っていて右脳をほとんど使わないでいるのです。
ハーバード大学のノーマン・ゲシュウインドとアルバート・ガラパーダは脳を解剖学的に調べ、天才的と呼ばれる人たちは、脳を左右バランスよく使っているが、普通の人間は脳の使い方極端に左脳に偏っていると述べています。
カリフォルニア工科大学のJ・E・ボーゲン博士も「これまでの教育は左右ある脳の一つの半球体である左脳だけを教育し、半分を残し終わっていると指摘しています。
21世紀の教育は、このようなバランスを欠いた教育ではなく左右の脳をバランスよく使う教育を考えるべきでしょう。今まで使わないでいた右脳にこそ、ひらめきや想像性・創造性の働きがあり、感性や人間性も右脳に深く関わっているのです。
上記は七田真先生が「子ども達の心と脳をはぐくむ教育」1998年に書かれたものです。私の幼児教育の最初の先生が七田真先生です。幼児教育で大切なのは、知識を詰め込むことではなく、子どもが本来持っている秀れた潜在能力を引き出すことです。右脳教育とは、五感遊び、記憶遊びといったお遊びによって右脳を開くのです。
それ以来、本格的には四十五歳くらいから、毎日毎日、五感遊び、記憶遊びなどの教材をつくりつづけています。今ではこのメソッドを英語教育にも応用しています。
チャイルドアカデミー
代表 森 裕子
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